再現性のあるピーク(天井)・ボトム(底)ラインの引き方!!

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あなたはチャートにピークとボトムのラインを引いていますか?

ただチャートを表示させただけだとこんな感じでわかりにくいですよね?

今回は「Trading View」のチャートを使って説明していきます。

米ドル/円の日足チャート

何となくここが天井で、ここが底かなぁと適当に引いたりしていませんか?

なかにはピーク・ボトムラインを引かずに取引する人もいます。

それで勝てるでしょうか。

トレンド判断は?

トレンド転換の兆しを見つけることができますか。

「相場で勝つためにはトレンドの波に乗り続けること!!」でしたね。

トレンドを見極めるためには、必ずピーク・ボトムラインを引く必要があります。

冒頭のチャートに「ある一定のルール」でピーク・ボトムラインを引くとこんなチャートになります。

米ドル/円の日足チャートにピーク・ボトムラインを引く

高値切り下げ、安値切り下げが確認できましたので、下降トレンドですね。

下降トレンドなので、売りを考えていけばいいということがわかります。

裁量トレードにおいて、このピーク・ボトムラインを引くことは、人によって大きく変わってきます。

一定のルールを決め、ラインを引くことができれば、どこがピークなのか、どこがボトムなのかという迷いがなくなります。

まず、ピーク(天井)が確定するということはどういう状態でしょうか。

ピークが確定するのは、ある程度下げてからですよね。

上昇している最中にピークは確定しません。

当然ですよね。

上昇しているということは、まだ上がるかも知れないからです。

今度はボトム(底)です。

ボトムが確定するのは、ある程度上げてからですよね。

下落している最中にボトムは確定しません。

下落しているということは、まだ下げるかも知れないからですね。

そこである一定のルールを決めます。

例えばピークを決める時、直近ローソク足の安値10本を下回ったら(黄色の上矢印↑)、前回のボトムを付けて以降の最高値をピークにします。

ボトムを決める時、直近ローソク足の高値10本を上回ったら(赤の下矢印↓)、前回のピークを付けて以降の最安値をボトムにします。

米ドル/円の日足チャート、直近10本の足で判断

ここでは暫定的に10本にしましたが、これはあなたが機能していると思う本数に設定してください。

米ドル/円の日足チャートでは10本が機能しているので、10本に設定しています。

きれいな下降トレンドになっているのがわかりますね。

決まりはありませんが、設定本数は3~10本がいいでしょう。

例えば同じ米ドル/円の日足チャートでも3本にすると↓

米ドル/円の日足チャート、直近3本の足で判断

途中上昇トレンドになったりしてトレンド判断がわかりづらいですね。

次は同じ米ドル/円の日足チャート5本です。↓

米ドル/円の日足チャート、直近5本の足で判断

少し波動の数が少なくなったのがわかりますね。

こちらも直近の高値を切り上げている箇所があります。

次は同じ米ドル/円の日足チャート7本です。↓

米ドル/円の日足チャート、直近7本の足で判断

7本にすると、上の白丸2ヶ所で直近のピークを上回り、上昇トレンドが崩れます。

これは前回、検証期間中勝率100%!!トレンド判断とローソク足のみの売買!!の記事でもお話ししました。

ところが、上昇トレンドに転換せず、その後安値を更新していますので、下降トレンドが継続しているのが確認できます。

そして米ドル/円の日足チャート9本です。↓

9本にすると2ヶ所から1ヶ所になりますが、上の白丸のところで直近のピークを上回り、上昇トレンドが崩れます。

しかし、その後直近安値を更新していますので、下降トレンドが継続していたことになります。

そして再度米ドル/円の日足チャート10本を描画してみると↓

きれいな下降トレンドですね。

ピーク・ボトムラインがないと↓

右肩下がりになっていますので、「下降トレンドかな!?」ということは何となくわかりますが、チャートの途中、途中で判断すると思うとちょっと難しいですね。

あなたがピーク・ボトムラインを引く場合、FX会社のチャートツールのトレンドラインを使っているのではないでしょうか。

毎回同じ判断でピーク・ボトムラインを引くことができないと毎回違う判断になります。

ある一定のルールを決めてピーク・ボトムラインを引いた方が、再現性の高い取引ができます。

今回は米ドル/円の日足チャートを例にあげましたが、他の通貨ペアや、時間軸を4時間、1時間、15分、5分、1分足等、色々とご自身で検証してみてくださいね。

「Trading View」の公式HPはこちらから

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