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スワップポイントとは?
毎日発生する2国間の金利差の事をいいます。
FXのもう1つの投資方法です。
これまで紹介してきた安く買って高く売る、高く売って安く買い戻す差金決済とは別の仕組みです。
金利の高い国(南アフリカランド、メキシコペソ、トルコリラ)の通貨を買うと通貨ペア2国間の金利差を受け取ることができます。
一方で売ると支払うことになりますので、買いと売りを間違えないようにしてくださいね(笑)
スワップポイントは日々変動しますので、その都度確認しましょう。
毎日ニューヨーククローズの午前7時を過ぎるとスワップポイントと呼ばれる金利差額分の受け取りが発生します。
米国夏時間(3月第2日曜日~11月第1日曜日)のニューヨーククローズは午前6時。
上記以外は冬時間となり午前7時になります。
スワップポイントを受け取る!!
例えば、2022年5月25日(水)時点で南アフリカランド/円のスワップポイントの受取りが大きいFX会社「LIGHT FX」で南アフリカランド/円を買います。
「LIGHT FX」のスマホでの取引画面
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
0.1Lotから買うことができますが、ここでは1Lotで説明します。
1Lotの証拠金は3,255円、1日当たり14.1円の受け取りが発生します。
スワップポイントは毎日受け取ることができますので、
14.1円(1日の受取金額)×365日=5,146円(年間受取金額)
ここからスプレッド分0.9(片道)×2=1.8(買い売り往復)となりますので、180円を差し引きます。
5,146円(年間受取金額)ー180円(往復スプレッド)=4,966円
4,966円(年間受取金額)÷3,255円(証拠金)×100=152.6%(年間利回り)
レバレッジを掛けずに1倍で計算すると
4,966円(年間受取金額)÷81,380円(証拠金)×100=6.10%
レート、スワップポイントの変動がなければ、かなり利回りの高い金融商品となります。
計算上はこうなりますが、スワップポイントの受取金額は日々変動します。
その為、年間利回りは上記の計算通りにはなりません。
少なくとも買った後、レート、スワップポイントが変わらないと仮定した場合、翌日から18日間はスプレッド分の往復180円のコストが吸収できませんので、その前に決済してしまうとマイナスになります。
その上、証拠金に余裕がないと急激な下落が起きれば、すぐに強制ロスカットにかかり、スワップポイントの利益が吹き飛んでしまいます。
もし実施する場合は、証拠金を多めに入れておくなどの対策が必要となります。
⇓こちらから口座開設できます⇓
⇓ちなみに過去の月足チャートです。⇓
2008年9月の高値は13.96円。
2020年4月の安値は5.56円。
月足は下降トレンド継続中ですね。
南アフリカランド/円の日足リアルタイムチャートです。
⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓
特徴:スワップポイントの受取りは大きいが、価格変動リスクも大きくなります。
スワップポイントのサヤ取り
スワップポイントのサヤ取りとは、同じ通貨ペアを使って、異なるFX会社で両建て(売りと買い)にします。
同じ通貨ペアでもFX会社によって受取りスワップポイント、支払いスワップポイントが違うためです。
受取りが大きいFX会社を探し、支払いが小さいFX会社を探します。
こうすることで、金利分を受取りながら、為替レートによる上下変動のリスクを小さくすることができます。
さきほどと同じくFX会社「LIGHT FX」で南アフリカランド/円を1Lot買います。
今度は2022年5月25日(水)時点で南アフリカランド/円でスワップポイントの支払いが小さいFX会社「みんなのFX」で南アフリカランド/円を1Lot売ります。
「みんなのFX」のスマホでの取引画面
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FX会社「LIGHT FX」
証拠金3,255円 14.1円受取り
⇓口座開設はこちらからできます⇓
FX会社「みんなのFX」
証拠金3,255円 10.1円支払い
⇓口座開設はこちらからできます⇓
14.1円(受取金額)-10.1円(支払金額)=4.0円(1日当たり差引受取金額)
4.0円×365=1,460円(年間受取金額)
ここからスプレッド分0.9(片道)×2=1.8(売り買い往復)
1.8×2社分(「LIGHT FX」・「セントラル短資FX」)=
3.6の360円を差し引きます。
1,460円(年間受取金額)ー360円(往復2社分スプレッド分)=1,100円
1,100円(年間受取金額)÷{3,255円×2(証拠金2社分)}×100=16.9%(年間利回り)※
今回は、買いと売りで両建てした証拠金が2社分拘束されていますので、それぞれ多めに証拠金を入れておかないと両建てのため、急上昇、急落で両方のポジション、または片方のポジションだけが強制ロスカットにかかる場合があります。
レバレッジを掛けずに1倍で計算すると
1,100円(年間受取金額)÷【81,380円×2(証拠金2社分)】×100=0.68%※
そのままポジションを保有していた場合、2年目からはポジションを建てるためのスプレッドがかかりませんので、2年目以降は下記の計算となります。
1,460円(年間受取金額)÷【81,380円×2(証拠金2社分)】×100=0.90%※
レバレッジを5~10倍(年間利回り4.49~8.97%)位にして、日々レートを確認しておけば、かなり利回りの高い金融商品となります。
※スワップポイントの日々の変動による受取・支払金額、スプレッド幅の変動、委託証拠金額によって年間利回りは上記の計算通りにはなりません。
最後に仕掛けの難しさがあります。
例えば、買いの指値を先に入れておいて、買いの指値が約定したら、ストリーミングですぐに売り注文を入れる方が良いでしょう。
欲張って有利なレートで待つとドンドン逆行してしまい、何の為に、両建てしたのかわからなくなりますよ(笑)
特徴:スワップポイントの受取りは小さいが、価格変動リスクも小さくなります。
PS:南アフリカランドMMFを買うよりはよっぽど良さそうです。
私は「LIGHT FX」の口座に95万円を入金して1,090,000通貨(109Lot)買い。
ポジション必要証拠金354,817円。
ロスカットラインは7.570円。
「みんなのFX」の口座に95万円を入金して1,090,000通貨(109Lot)売りで持った場合。
ポジション必要証拠金354,817円。
ロスカットラインは8.663円。
1年目
119,900円(年間受取金額)÷【95万円+95万円(証拠金2社分)】×100=6.31%
2年目以降
159,140円(年間受取金額)÷【95万円+95万円(証拠金2社分)】×100=8.38%
運用資金190万円を1年ごとに複利で運用して行くと
1年目 2,019,900円
2年目 2,189,082円
3年目 2,372,435円
4年目 2,571,145円
5年目 2,786,499円
6年目 3,019,889円
7年目 3,272,829円
8年目 3,546,954円
9年目 3,844,039円
10年目 4,166,007円
10年で元手の190万円が2.19倍の416万円になります!!
⇓ユーチューブ動画でも解説しています⇓
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